概要

里山基盤整備の社会実装モデルプロジェクト

高知工科大学香美キャンパスの立地周辺地域を里山生活圏ととらえ、その中で豊かな自然要素を資源として有効活用することを中心に、中山間部の人口減少・超高齢化に備えるインフラ整備など、大学が有する様々な知的資源を投入した活動を実証的に推進します。

高木方隆・地域連携機構/社会システム工学群教授を代表に、本学、地域連携機構、社会システム工学群、環境理工学群、情報学群などから合計16名(当初)の研究者が参画しています。


里山での暮らしがわが国の将来にわたる心豊かな生き方のひとつの理想となるような地域社会のモデル構築を目指します。

平成28年度においては以下のような成果を上げています。

  • 実験圃場における有用植物の適地性評価(代表:古沢浩・環境理工学群教授)

  • 作業用林道の計画・設計・施工(代表:大内雅博・システム工学群教授)

  • 古民家改修の計画・設計・一部施工(代表:吉田普・システム工学群准教授)

  • 河川の現地調査および改修計画策定(代表:五艘隆志・システム工学群准教授)

  • 山林の現地調査および里山再生計画策定(代表:高木方隆)

平成29年度から下記の科研費等外部資金によるプロジェクトが進行中です。

科研費B:「アグロフォレストリーのための統合ボクセルモデルの構築」(代表:高木方隆)

科研費C:「里山環境の人為的遷移の歴史分析ならびに野外実験にもとづく新里山創成」(代表:渡邊菊眞)

科研費C:「地域特性を考慮した熱中症予防情報の提供に関する研究」(代表:赤塚 慎)

四国クリエイト協会技術開発支援制度:「木灰を用いた地還型コンクリートの実用化」(代表:大内雅博)